香り屋日記

香り屋日記香料屋さんが綴る、「香り屋日記」

香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた香りの事を連載していきます。

当ホームページへお立ち寄り頂きましてありがとうございます。
この度、ホームページをリニューアルしたのを機に『香り屋日記』を立ち上げました。
ここでは、香料屋さんの日常を通して、香り、食品、開発秘話、業務の裏話(?)など・・・
様々な内容を日記風に綴っていきたいと思います。
もし何かの間違いで、開発のヒントやお仕事に役立てば幸せです。(笑)

2006年02月28日

コレジャナイ!

皆さん、欲しいものって、たくさんありますよね。私ももちろんそうです。
逆に家族や恋人におねだりをされて、プレゼントをすることもあるでしょう。

ところで最近口コミで話題になっているらしい、こんな玩具があるらしいですね。
「コレジャナイロボ」
http://www.zariganiworks.co.jp/taroshooten/catalog/robo_01.html
「コレジャナイロボ」(敵)
http://www.zariganiworks.co.jp/taroshooten/catalog/robo_02.html

「人生、欲しい物が何のリスクもなしに手に入るなんて、そんな甘い世界ではない!」
ということを子供に教えるための教育用玩具だそうです。
笑いました・・・。
またコメントが奮っていて、
《「コレジャナイロボ」はその絶妙な偽物感、カッコ悪さにより、その事をお子さまに
トラウマ級の効果をもってお伝えする事でしょう。》
最高です!

でもふざけた玩具かと思いきや、手作りのきちんとした玩具のようです。
これは、子供用玩具ですが、われわれ大人にも
欲しい物を手に入れる為には努力も必要だという事を
改めて認識させられるものじゃないかなと感じました。

といっても我々が提供する香料は、「コレジャナイ!」ではなく、
「この香りを探してたんだ」と言って頂けるよう、商品開発に
取り組んでまいりますので、これからもよろしくお願いします!

でも「コレジャナイロボ」・・・欲しいなあ・・・

[オバQ]


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2006年02月21日

目の前で喧嘩が・・・

ある日の帰りの電車で座っていると、私の目の前に若いアベックがやって来ました。
派手目な彼女に、気の弱そうな彼氏。すると彼女はクンクンと彼氏を匂いだしました。
「ちょっとアンタッ、なんか匂うでっ!」ちょっと怒り口調です。
「えっ?そうか~?」と彼氏。「ちょっとアンタ!何の匂いよっ!」さっきより怒ってます。
「え~っ、知らんがな、俺ちゃうで~」ちょっと困った感じの彼氏。
「絶対アンタやって!!何の匂いよっ!!」かなり怒ってます。
「ほんまに俺知らんがな~」かなり困った感じの彼氏。
「もうええからちゃんと言いやっ!!!何のにおいよっ!!!」今にも殴り掛かりそうです。
「ほんまに知らんって」今にも泣き出しそうです。
二駅程で降りていきましたが、彼氏はその間責められっ放しでした。
でも電車に乗って急に匂い出すっておかしいでしょう?それまで何も匂わなかったのに。

先日新聞に神戸空港開港の記事が載ってましたが、飛行機とターミナルビルをつなぐ搭乗橋にほのかなコーヒーの香りを拡散させるらしいです。
神戸と言えば異国情緒たっぷりで、洋菓子とともに親しまれてきたコーヒーはイメージにぴったり。
なかなか粋な演出やなあと関心してしまいました。
そういえば、昨年明石周辺ではボートで大型の鯖が爆釣だったそうです。沖ではなくかなり近場で。
私は釣ってないんですがね。ひょっとすると神戸空港が出来て潮の流れが変わったからかも?
ということは今年も爆釣?今年は狙ってみようかな。楽しみだ~!

[船長]


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2006年02月14日

和菓子でリラックス

最近、あんこにハマっています。
私自身、もともとアンコはあまり好きではなく、
子供のころはほとんど見向きもせず、「あんドーナツ」をたまに食べた記憶がある程度。

今回のきっかけは、この冬の温泉旅行。客室に置いてあるお茶菓子のまんじゅう。

せっかくなので(本心はタダやから・・・)頂いたところ、なんとまぁ、甘くておいしくて、癒される気分。それからというもの、食後のコーヒーよりもアンコなのである。初詣に出かけた時にも、厳しい寒さの中、本来は「お酒を一杯」という気にもなるのだが、テキ屋さんのたいやきで十分満足を得る。

今では、コンビニに立ち寄った際には大福もちやまんじゅう、
最中etcの和菓子を必ず一個は買っている始末。
そこで気になるのは、糖分の摂りすぎです。
適量であれば問題ないと思ってるのですが、この歳になると糖分が少ない方がやはりいいですね。

しかし餡の風味まで少ないものは悲しくなります。
和菓子独特の風味を引き立たせる香料も、どんどん提供して行きたいものです。
チョコレートにおいて、癒される効果があるという美味しい商品もあるのだが(一時かなり買った)、日本人なのでやはり口に合うのか、ただ年を取って好みが変わったのか・・・
とにかく今の自分にはアンコを使った和菓子。
日本の食文化と言えば大袈裟かも知れませんが、これからも大事にして行きたいものです。

[カオリーマン]


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2006年02月07日

今年も早1ヶ月、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

昔、「猿の惑星」という大ヒットした映画がありました。海辺の砂浜に埋もれた自由の女神を見て「ここは地球だったんだ!」と叫ぶラストシーンは衝撃的でした。この衝撃的な感覚が、前回掲載した「味覚の行方」の中で書いた本質地点に到達した時の感覚とよく似ていると思います。つまり、「お、俺はこの食べ物が本当は嫌いだったんだ。」と気づいたときです。

この衝撃は好きだ好きだと思っていた食べ物が実は嫌いと気づくときなのですが、その逆もあり得ると思います。子供の時、金時豆(給食にもよく出てきた)が大っ嫌いだった。それが今では好きとまではいかないが、問題なく食べられる。それから牡蠣。しかもカキフライは最悪だった。あの独特の苦味とフライの油とがなんともいえない逆ハーモニーをかもし出し、嫌いだった。でもこれも今では別になんでもない。たぶん、これらは本当は好きで、本質地点に到達するくらい食すれば、本当は好きということにゆくゆくは気づくのかもしれない。

嫌いだと思っていても、それは本質的に嫌いということではなく、なにか・・・こー・・・、トラウマ的な、何かいろいろな要素かなんかが行く手を阻んでいるだけで、本当は好きだという可能性も多々あると思う。

いずれにしても、このように本質的な味覚の好みを追い求めていけば、人間というものは、食べ物の好みはすべて一緒だということになるのではないかと思えてなりません。日本人も、アメリカ人もヨーロッパ人も、人間すべてです。つまり、人間という動物は、この食べ物が好きで、この食べ物が嫌いと完全に分けられるのではないかと思うのです。何かに阻まれて個人個人の好みが分かれているように見えているだけで、人間の食べ物の好みは共通だと思います。

平たく言えば、ひたすら好んで草を食べる草食動物ように、人間も実は「****動物」と分類できるのではないかと思うのです。

この続きは次回へ

[やっとかめ]


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