香り屋日記:富士香料化工株式会社

香料屋さんが綴る、「香り屋日記」
香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた香りの事を連載していきます。
当ホームページへお立ち寄り頂きましてありがとうございます。
この度、ホームページをリニューアルしたのを機に『香り屋日記』を立ち上げました。
ここでは、香料屋さんの日常を通して、香り、食品、開発秘話、業務の裏話(?)など・・・
様々な内容を日記風に綴っていきたいと思います。
もし何かの間違いで、開発のヒントやお仕事に役立てば幸せです。(笑)
2007年10月30日
「香り」と時代
秋の新製品がほぼ出揃いました。
この秋は「香り」を前面に出した商品が目につきます。
これまでは機能を謳った商品が目立っていましたが、ここに来て目には見えない「香り」を謳った商品が多く発売されました。我々「香り」を扱うものにとってはうれしい傾向です。
あるメーカーのガムがきっかけといわれていますが、一時的なブームで終わらず、長く続いて欲しいものです。
景気が多少なりとも上向いてきたこともあってか、機能一辺倒より「気分」的なことにも関心が向けられる余裕が生まれてきたのかもしれません。
そういえばバブル華やかなりし頃、「気分」をテーマに企画提案をしたことを思い出しました。当時の提案書には、「快適な気分を求めて ~身の回りの消費に一通り満足した消費者は、本質的なものよりもさらに「気分」を充足させてくれるものを求めています。~」などとあります。今から考えるとホントにこんな時代があったのかなという感じですが・・・。
このときも「香り」グッズが数多く発売されたのを覚えています。
時代は繰り返すといいますが、景気回復は、本物かもしれませんね。
[飴作]
2007年10月23日
花オクラ
先日、花オクラと言う植物を頂いた。
写真のようにオクラが大きく成長したような植物だけど、食べるのは実の方ではなくて
花の方です。実の方は食べられないらしい。
原産地は中国で一年草。果実はオクラとそっくりで根に粘液を多く含み、この粘液物質を和紙の紙すきの際に糊として使用してたらしい。
このネバネバから和名は、トロロアオイになったらしい。
頂いた時に聞いた食べ方は、花をかるく湯通しして、細く切って、冷奴の上にのせたり
吸い物の中に入れて食べるそうです。
早速、冷奴といっしょに食べてみました。
花なので食感はほとんど無いのですが、噛むとネバネバと・・
オクラと同じあのネバネバがでてくるのです。
このネバネバが整腸作用やコレステロールを減らす作用があるそうです。
京都あたりの料理屋ではでてくるらしいので、是非一度食べて見て下さい
[ウ~ロン]
2007年10月16日
赤星ラーメン
題名でわかりました?今回は船長に代わり虎党のトラえもんです。
阪神あきませんでしたね~。
まだクライマックスシリーズがあり、それに勝てば日本一になれるんですが、
私的には超ナンセンスなクライマックスシリーズ大反対なので、とりあえず
今シーズンは終っちゃいました。
ところで8月に甲子園に行ったときに赤星ラーメンを食べてきました。
ご存知の方も多いとは思いますが、甲子園では選手がプロデュースした
限定グルメがあり人気を集めてます。
赤星ラーメン、誠の付け麺、金本兄貴のスタミナハラミ丼、矢野シューの
4種類のメニューがあり、それぞれの選手の守備位置のスタンドでしか
買うことが出来ません。
味の方はというと???ですが、魔物が住むと言われる甲子園で食べると、
美味しさが倍増するのか売れ行きは上々のようです。
しかし、甲子園は今年のオフからリニューアル工事に入り、球場内の売店も
一新されるらしく、選手プロデュースメニューも今年限りだそうです。
リニューアルすることで今までより快適に観戦する事が出来るようになるのは
嬉しいんですが、一方で甲子園限定のメニューが無くなったり、大正ロマンを
感じさせる独特の雰囲気が無くなってしまうのはちょっと寂しい気がします。
赤星ラーメンの横に写ってるのが、以前紹介したペット入りビールです。
オランダ産ということで味にクセがあるのかなと思いましたが、それ程クセも
無くまずまずの美味しさでした。
[トラえもん]
2007年10月09日
「ご利用は計画的に!?」
私達香料メーカーの製品数というものは、かなりのものであると思う。
菓子や飲料で、○○味と書かれている主な品種の数だけでも、けっこうな数なのだが、
それに各々の製品にマッチした香料が必ず必要である為、実際にはその何倍もの製品数となる。
種類の多さと言えば・・・最近の我が家で気付いた事。とにかく、調味料類のストックが多い!
食器棚や冷蔵庫にあふれていて、冷蔵庫なんかを開けると「職場のサンプル棚!?」と思うような
状況の時もある。
最近のソース類やタレ、ドレッシング等、それぞれのメニューに対応されている事から種類も豊富で、
本当に良く出来ていると思う。我が家でもさっと見渡しただけでも、ウスターソース、とんかつソース等
の定番から、中濃、ハンバーグ、ステーキ、お好み、焼きそば、ぎょうざのタレ、うなぎのタレ、牛丼の
タレ、天丼のタレ、めんつゆ、そーめんつゆ・・・以下略・・・と、限りなくあるといった感じです。
「味に対してのこだわり、素材をより引き立たせておいしく。」というニーズに反映して、
メニューの数だけ調味料も多くなったのでしょう。
香料の場合も、考え方は同じなんですね。食に対するこだわりがある限り、新たな香料を
開発し続ける事になります。
とにかく、今我が家にある賞味期限切れの調味料の大量処分をやらねばなりません。
ドレッシングなんかのガラス容器のキャップ、取る指が痛い・・・。
めったに使わないものでも、とりあえず少しでも残ってると置いとくという習慣が、
この結果を招きます。こういうご家庭、けっこう多いと聞きますが・・・皆さんはどうですか。
無駄を無くし、上手に利用するという事・・・家庭でも職場でも大事なテーマですよね。
[カオリーマン]
2007年10月02日
味覚の行方 12
日常生活において無意識に、あるいは意識的にでも、ある行動の順序をきめていることが多かれ少なかれ、誰にでもあると思います。靴下を履く順序、風呂で体を洗う順序、歯を磨く順序など。縁起などをかついでいたり、いろいろ理由はあると思いますが、これだけは絶対してはいけない、犯してはならないという順序があります。
それは、レストランなどで食事をするときの順序です。食事の前に絶対してはならない行動というものがあります。それはトイレへ行くこと。どんなに、もよおしても、出そうでも、食事の前にトイレへ行くことは絶対に犯してはならない順序だと思います。そこでトイレへ行って前の人が大きいほうをされていたら、その香りが頭から離れることができません。その香りを引き継いだままの食事など到底不可能です。なおかつ、そこがカレー店であったらなら、食べることが不可能どころか、見ることさえできなくなります。
職業柄、どうしても香りがすぐに頭から離れません。だから、私はどんなにもよおしても、出そうでも、食事の前にはトイレへ行きません。仮に前の人が大きいほうをしていなくても、トイレが不潔な食事店なら、やはり同じことだと思います。たまにそういう店に遭遇することがあります。結局、食事の前にトイレへ行ってはいけないということになると思います。私だけでしょうか?
[やっとかめ]

