香り屋日記

ホーム > 香り屋日記 > 「まわし者ではございません」

香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。

2010年11月30日

「まわし者ではございません」

今年の夏、私の大好きなミュージシャンである奥田民生氏が1枚のアルバムを出しました。
そのアルバム、普通のアルバムと大きく違う点があります。それは全曲、全楽器を民生さんが全国各地のライブハウスで、お客さんの前でレコーディングしてツアーを回るという、公開レコーディングともライブCDとも違う前代未聞のアルバムなのです!特典のDVDにその様子が収録されているのですが、一聴シンプルな曲でも、分解するとドラム、ベース、エレキギター3本、アコースティックギター2本、キーボード、鈴、タンバリン、歌、コーラス2本と、結構なパート数になります。さらにエレキギターだけで見ても、キャラクターの違うギター3本をそれぞれ違うアンプで、またエフェクターを掛けたり、それらの目盛の数値まで考えると、音の組み合わせは天文学的な数字になってきます(本人はそこまで考えてないと思いますけど!)。それらを全て自分で組み立てて1つの曲にする。またメロディーも歌詞も良いときている。もうカッコ良すぎます。熱く語りだすと止まらないので、このへんで。是非聞いてみてください!以上、香りに関係なさそうでありそうな日記でした。

[たいち]

PageTop